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「宮城の小京都・村田」(宮城県村田町)

【概 要】
村田町は宮城県の南部、周囲を標高200m前後の丘陵に囲まれた田園地帯に位置し、ます。藩政時代には仙台・山形間を結ぶ笹谷街道の交通の要衝として、また、仙南地方における商業の中心地として繁栄した。
現在、人口13,227人が暮らすこの町には、かつて最上地方で栽培された紅花が集められ、京や大坂、江戸にまで運んでいたとされる。蔵の街並みに現在でも残る蔵々は村田商人の活躍ぶりを今に残しており、布袋祭りに代表される伝統行事や民話・伝説などと共に地域の財産となっている。

【名 物】
そら豆、布袋こけし、こんにゃく、蔵出し味噌など

【行 事】
むらた春まつり(5月中旬)、布袋まつり(10月13日)

【見どころ】
蔵の街並み、村田歴史みらい館、白鳥神社、物産交流センター、
民話の里

【課題・感想】
 
村田町は主要な観光地でもなく、それほど大きな市街地があるわけでもない。そこには昔ながらの生活と懐かしい風景があるだけである。人々も観光客相手に商売をすると言うわけでもなく、普通に生活している。
 村田町は主要な鉄道の駅からはかなりの距離があるため、訪れるには車のアクセスがメインとなる。観光の目玉の一つである蔵の街並みのほぼ中央には観光駐車場があるため、問題はないが、蔵の街並みの通りが未だに主要な道路として交通量が多いため、狭い路肩を歩かざるを得ない。また、観光の目玉である歴史みらい館、物産交流センターまで歩いて結構距離があることも残念。

【アクセス】

東北自動車道 
仙台方面(仙台宮城IC)から 約20分(20.6km)
山形方面(山形北IC)から  約30分(44.1km)
東京方面(浦和IC)から   約220分(311.8km)
一般道路  
仙台駅〜仙台西道路〜茂庭経由で    約35分
仙台駅〜国道4号線〜大河原経由で 約150分

電車
東北本線大河原駅下車、宮城交通路線バス村田・川崎行きで約20分。

【参考資料】
村田町役場HP
http://www3.ocn.ne.jp/~muratan/

村田町商工会
http://www.murata.miyagi-fsci.or.jp/

宮城県都市計画課HP
http://www.pref.miyagi.jp/tosikei/osirase/murata.htm

村田町観光マップ
蔵の街並み
村田歴史みらい館
歴史の門
景観整備





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