【概 要】
土浦は江戸時代には霞ヶ関の舟運の拠点として、また、水戸街道の宿場として繁栄した。土浦城の城下町でもあった土浦は、土浦城が別名亀城と呼ばれていたことからも分かるように、幾重にも堀や水路がめぐらされた水の都であったという。現在は、人口136,001人面積91.55km2の茨城県南の中心都市となっている。
【名 物】
蓮(レンコン)、花火、チューリップ、帆曳船など
【行 事】
土浦花火競技会(10月第一土曜)、キララまつり(8月第一週末)
さつきまつり(5月下旬〜6月上旬)、祇園まつり(7月下旬)
【関連事業】
歴史の小径整備事業、市街地再開発事業
駐車場案内システム整備事業、都市景観整備事業
【見どころ】
亀城公園、霞ヶ浦総合公園、駅前再開発ビルURALA、中城通り
【課題・問題点】
土浦は、亀城公園周辺が歴史文化の中心として史跡や歴史的建造物が集中している一方、JR土浦駅前のウララを中心とした商業地域が現在の中心となっており、交流拠点は二極化している。駅前と亀城公園周辺を結ぶ軸上で商店街が並んでいるが、他と同様に元気がない状態である。
市が力を入れている中城通りの商店街は昔ながらの間口が狭く奥行きが長い地割りに立地していることから、裏導線がなく、現在でも通りの正面に店の車が路上駐車されていることが多い他、国道354のショートカットとして車の通りも未だに多いため、歩くのには少々不安がある。
このことから、旧来商店街の活性化や空き店舗の有効活用を含めた駅前-亀城公園中間地点における交流拠点の整備と、それに付随した散策ルートの拡充(歩道環境整備・車両規制等)が今後の課題になるのではないだろうか。
【感 想】
現在の土浦市街地で一番残念なことは、かつて縦横に張りめぐらせれていた水路の面影がうかがえないということだ。多少でも残っていれば景観形成に大きなプラスとなるところだが...。市街地全体を通して水の循環をすることは現在では困難だが、水を用いたポケットパークなどをポイント的に配置することなどで少しでも水の面影を取り戻して欲しいものである。
【アクセス】
車
常磐自動車道桜土浦ICから国道354号で土浦方面へ
電車
JR・常磐線土浦駅下車
【参考資料】
土浦市中心市街地活性化基本計画
http://www.ias.biglobe.ne.jp/madoguchi-go/plans/plan335.htm
土浦市観光協会
http://tutiura.727.net/
土浦の胎動
http://www.joyo-net.com/tutiurarensai5.htm
「市政」土浦号
http://www.mayors.or.jp/shisei/shisei99.03/tuchiura.html
土浦市都市計画マスタープラン
http://members.home.ne.jp/tc-tosiseibi/toshikeikaku/keikaku/masterplan.htm
縄文都市連絡協議会
http://www.aomori-net.ne.jp/~jomon/city/tsuchiura/tsuchiura.html |